日本ペット中医学研究会 -JPCM- 会員病院 中医学担当獣医師を紹介します
日本ペット中医学研究会で中医学を学んでいる獣医師を紹介するシリーズです。
『漢方(中医学)との出会い』『漢方(中医学)の良いところ』『ひと言メッセージ』で自己紹介しています。
木村 亮(きむら あきら) 獣医師 (あきペットクリニック)
『漢方(中医学)との出会い』
開業してから初めて受けたとあるセミナーで、講師の先生はこうおっしゃっていました。「教室でガヤガヤ騒いでいる生徒もいれば寝ている生徒もいます。そこで先生が手をパンと叩くと、騒いでいる生徒は黙り、寝ている生徒は目を覚まします。中医学とはそのようなものです」と。多すぎるものは瀉する、足りないものは補する、これは西洋医学と違って面白いなと衝撃を受けたのが始まりです。
『漢方(中医学)の良いところ』
西洋医学では説明が難しいことも中医学独自の視点で見てみると説明できることがあるのはとても魅力的に感じます。例えば中医学では腎という場所がコンロのような役割で火を起こすと、その温かさを気というエネルギーが体中に巡らせるといった、一つの生命体の中の機能の関連性やバランスの在り方を独自に捉える中医学は、西洋医学だけでは困ってしまうような病状の治療サポートとして力を発揮してくれます。
『ひと言メッセージ』
言葉の話せない動物たちの心の声を、少しでも聴き取ってあげたい。そして、赤ちゃんから成長して年をとっていくまで、それぞれの時期に必要なサポートをさせて頂く。それが当クリニックのモットーです。世の中には色んな病気がありますが、西洋医学だけではなく中医学の力も借りて、それぞれの得意分野を統合し、動物と飼い主様にとってより良い治療がご提案できればと考えております。
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