12歳の冬、ある日突然座れなくなってしまいました。

2024/12/13 公開

  • 中医学体験談

12歳の冬、ある日突然座れなくなってしまいました。

<中医学体験談05>急に座れなくなってしまった「ルナちゃん(ビーグル・12歳)」。避妊手術の際に麻酔から覚めにくかった経験があり、麻酔を伴う検査はイヤだったというNさん(大阪府八尾市)は、自身が漢方治療を受けていることもあって、東洋医学をやってると聞いた動物病院に行きました。

 

10カ月ほど前、急に座れんようになりました。

家族から電話があって職場から帰ったら、座るのが痛いみたいで、座らそうとするとキャンキャン鳴いて。おしっこやウンチもでけへんみたいで、お腹がパンパンでした。

突然やし、わ、どうしょう思いましたけど、東洋医学をやってると聞いていた動物病院で診てもらいました。

ルナは変形性脊椎症と診断されました。

温灸と漢方サプリをはじめて、1カ月もしないうちに痛みは解消。

3~4カ月目からお腹の腫れも気にならなくなりました。

今は体調も安定してますし、このまま漢方治療を続けて、老犬なりに健康な余生を送ってくれたらいいなぁと願っています。

 

 

高齢のペットには、体への負担が少ない治療を。

獣医師/豊永眞弥先生

ペットの寿命が長くなりましたので、加齢による症例は増えてきています。ルナちゃんの場合も、まさにそう。

手術や体に負担がかかる薬ではなく、定期的な温灸や中医学サプリメントを継続して、状態の安定化を図るのがベストです。

当院では、N様をはじめ東洋医学に理解のある飼主様が増えていますので、積極的に中医学療法をご提案していきます。

 

記事監修:

日本ペット中医学研究会 https://j-pcm.com/

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